飼葉桶F

タイの農村で使用されていた飼葉桶（牛や馬の餌を入れた桶状の入れ物）

経年によりエイジングが進み一部は穴が開き、自然の浸食に耐えることが出来なかった箇所は朽ちています。また、湾曲した形状が特徴的で有機的な美しさも感じられます。側部、底部は何かがぶつかったのか、繊維が押しつぶされているような箇所も散見され、自然環境の厳しさ、そこで生き抜く人の力強さを感じます。

飼葉桶の姿を生かした使用、象徴的なディスプレイとしてそのまま使用、雰囲気の合う植物や土器・陶器と合わせてディスプレイなど、使われる方の感性、アイディアによって空間に重みと締りを与えてくれるお品です。

サイズ210×950×130mm